シータヒーリングのセッションで必要な「観点の切り替え」

このレクチャーでは、シータヒーリングのセッションで行うべき「観点の切り替え」についてお話しします。

シータヒーリングのセッションをする上では、自分の観点を抜け出て、創造主の観点とクライアントの観点を行ったり来たりすることが重要です。しかし、創造主の観点に立つという段階ですでに躓いている人もいれば、創造主の観点に立ててもクライアントの観点に立てないという人もいます。そもそも、この観点の切り替えということすら意識したことがないかもしれません。

目次

自分の観点は持ち込まない

まず、シータヒーリングのセッションでは「ヒーラー自身の観点は持ち込まない」ということが大原則です。

ヴァイアナは書籍『シータヒーリングQ&A』「自分の意見を伝える時は、「これは自分の意見であり、自分の世界の観点からのものである」ということをはっきりと言わなければいけません」(p. 177)と述べています。

シータヒーリングのセッションをする上で、自分の意見や思考、感情を表現する必要はありません。いえ、もっと正確に言えば、自分の意見や思考、感情を持ち込んではいけません。これはシータヒーリングをする上でまず踏まえておきたいポイントです。

とはいえ、「自分の観点を持ち込んではいけない」ということをそもそも意識していない人もいます。「それ、あなた個人の意見じゃないですか?」と言いたくなることをセッション中に言われたことはないでしょうか?

難しいのは、「自分の観点を持ち込んではいけない」と分かっている人であっても、セッションの現場でつい自分の観点が入り込んでしまうことがあるということです。セッション中は、自分の観点が入り込んでいないかどうかによくよく注意しなければいけません。

創造主の観点に立つ

セッション中に自分の観点を持ち込んではいけないなら、どの観点に立てばいいのでしょうか?これはもちろん、創造主の観点ですね。

書籍“Digging for Beliefs“でヴァイアナは次のように書いています。

「クライアントに働きかける時は、あなたの個人的な思考パターンや感情を調査[=ビリーフワーク]に差し挟むのは避けましょう。これを避けるためのベストな方法は、創造主の観点にしっかりとつながることです。」(p. 105)

セッションをする時、プラクティショナーは自分の観点を抜け出て、創造主の観点に立つ必要があります。そして、創造主の観点からクライアントの話を聞き、セッションを進めていきます。

ここで、セッションの進め方について少し触れておきたいと思います。セッションの進め方をあなたはどうやって決めているでしょうか?掘り下げをするのか、それとも感覚感情のダウンロードをするのか、掘り下げをするにしてもどういう質問をするのか……こういったことはすべて創造主に聞いて決めていきます。

例えば、「高いところが怖い」とクライアントが言ってきたら、次はどう掘り下げるべきでしょうか?恐れの掘り下げだから次は「最悪どうなりますか?」と聞けばいい、と頭で決めてしまうのはNGです。創造主に聞いたら「なぜ怖いのですか?」と質問するのがベストだと言われるかもしれません。掘り下げについての知識があるとしても、その知識を使うべきかどうかを決めるのは創造主なのです。

クライアントの観点に立つ

さて、自分の観点を抜けて創造主の観点に立つということは大原則ですが、そこからさらに進んで、必要に応じてクライアントの観点に立つこともできるのが望ましいです。

クライアントの観点に立つということをこれまで意識したことがない人もいるかもしれません。クライアントの観点に立つということに関して、書籍『応用シータヒーリング』でヴァイアナは次のように書いています。

「他の人を相手にリーディングやヒーリングの練習をしてください。そうすることで、あなたは自分のパラダイム[≒観点]から抜け出て、相手のパラダイムに入って行くことに慣れていきます」(pp. 428f.)

あなたにはあなたの観点があるように、クライアントにはクライアントの観点があります。あなたにとっては大したことがないと思えることでも、クライアントにとっては大問題に思えるかもしれません。創造主からのメッセージも、あなたにとっては理解できるものだったとしても、クライアントにとっては理解不可能かもしれません。ですから、クライアントの観点に適宜立って、クライアントが物事をどう捉えているのかを把握する必要があります。

クライアントの観点に立つには、「きっとクライアントはこう捉えているはずだ」と推測するのではなく、エネルギー的にクライアントの観点に入り込んでしまうのが確実です。創造主に「クライアントの観点に入らせなさい」とコマンドすれば、エネルギー的にクライアントの観点に入り込むことができます。こうすると、クライアントがどのように物事を捉えているのがダイレクトに分かります。 DNA3のクラスに出たことがある人であれば、光になってクライアントの身体に入るのと近い感覚があるかもしれません。

そして、クライアントの観点に入りっぱなしでもいけなくて、基本的には創造主の観点で見る必要があります。必要に応じて、創造主の観点とクライアントの観点を行ったり来たりしていくといいですね。

これは、ある程度経験を積んでいるシータヒーラーでも意外と見落としがちなポイントです。中上級クラスを開催していても、「クライアントの観点に立ちましょう」と繰り返しリマインドしなければならないことがあります。また、コマンドしてもうまくクライアントの観点に入り込めなかったり、クライアントの観点に入り込んだら今度は創造主の観点との切り替えに手間取ったりと、色々と難しい点が出てきます。

うまくクライアントの観点に立つことができると、「なんで今思ったことが分かったんですか?」と言われるくらい正確にクライアントの考えていることが分かります。セッションを円滑に進めていくためのテクニックとして、クライアントの観点に立つことを練習しておくことをおすすめします。

まとめ

このレクチャーでは、自分の観点を抜け出て、創造主の観点とクライアントの観点を行き来することについてお話ししてきました。

私に観点の切り替えについて教えてくれたインストラクターさんは、こんな表現をされていました。「クライアントの真正面から向かい合うのではなく、クライアントの横に並んで同じ方向を見る」「クライアントと二人三脚をするようにセッションを進める」これはまさに的確な表現だと思います。

創造主の観点に立つのはシータヒーラーにとっての基本ですが、そこから一歩進んで、クライアントの観点に立つことにもぜひ習熟していってください。

無料のメール講座を作りました

シータヒーリングのインストラクター活動をする中で見えてきた「上達のためにはここは押さえておきたい」というポイントを、7日間の無料メール講座(全25,000字)でお届けします。

無料で購読でき、いつでも自由に解除できます。

>>>今すぐ無料でメール講座を購読する

目次
閉じる